素どおり

       渓流の自然に囲まれた安らぎの宿
           元湯 富士屋旅館
        福島市飯坂町湯野字新湯11番地
      TEL(024)542-3191 FAX(024)542-3649
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見上げてごらん

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    十数年前から穴原温泉のファンになったご夫婦が、年明け1月9日に雪深き山形から日帰り入浴にいらっしゃいました。共働きで休日も家で仕事をすることがあるらしく、いつもお二人そろって、
    「家にいるより落ち着くの。」
    と言っては、
    「気持ちよくて寝過ごしてしまいました!」
    と慌てて精算を済ませてお帰りになります。

    今回は、すこし遅めのチェックインチェックアウトで、
    「時間ズレちゃったんですけど、お腹すいてしまったので出前とれますか?」
    とフロントに奥様が見えられました。

    鍋焼きうどんと餃子のご注文を受けたムウ、お店に電話をしたら夕方から休みと言われ、その後数件電話をしても出前メニューになかったり配達できないと言われてしまいました。仕方なく、社長にお願いして別々のお店に出向いていただくことになりました。

    お部屋にご注文の品をお届けにあがると、
    ご主人が、
    「ほんといいよね、ここの温泉。何でこんなにいいんだろ?」
    ムウは、よくこのセリフをお聞きするので毎回同じ回答もどうか?などと考えながら、
    「まずは、熱いうちにお召し上がりください。」
    と、間を置いたつもりが、

    続けざまにご主人が、
    「それから、これ、この天井もいいよね。」
    と、次なる感想を述べられるので、本当にここでの休息がお好きなのだなあと思いました。
    ご宿泊のお客様は、夜お休みになるときに自然と目に入る天井。
    このご夫婦は、いつも日帰り入浴でのご利用ですが、風呂付のお部屋をすべてご利用されていて、何度も温泉に入ってはひと寝入り−どの部屋の天井ともご対面なわけです。

    旅館天井をめぐる社長の珍事件も過去にあったらしいので、またの機会にお話しますね。

    それから「日帰り温泉」の案内やのぼりを目にしたら、「入浴のみ」か「お部屋で休憩も含めての入浴」かをお尋ねください。当旅館の風呂付のお部屋をご希望の場合は、ご予約をおすすめします。
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    この記事に対するコメント

    う〜ん!行きたいですね〜。
    ゆっくりお泊りしたいですう〜!
    今度ゆっくり天井を眺めさせてください。
    よっこちゃん | 2012/01/15 5:07 PM
    よっこちゃんは、温泉旅行が好きなのかしら?
    ムウは、どこへ行っても一番最初に寝息たててるほうなのでねぇ。
    場所を変えて、気持ちを入れ替えることはとっても大切。
    リラックスできる方法をいろいろ取り入れて、春を待ちましょか。
    ムウ | 2012/01/15 9:30 PM
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