素どおり

       渓流の自然に囲まれた安らぎの宿
           元湯 富士屋旅館
        福島市飯坂町湯野字新湯11番地
      TEL(024)542-3191 FAX(024)542-3649
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旨みの感じかた

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    自家製出汁とうま味調味料の違いは?と尋ねられたら、いろいろと表現はあるかとは思いますが、素材の味や香り、後味などが一週間ごとに変えて食べ比べてみると違いや好みが分かってくると思います。うまく組み合わせて食生活に取り入れたいものです。

     

    この夏、お腹が気になり出して豆腐とところてんダイエットを試みた方は、友人にまぐろのおいしい店を紹介されて以来、しばらく晩酌に合う和食の量を増やし、朝食の豆腐とところてんを抜きました。一日の食事の全体量に気を配ったつもりが、朝食を取らないかわりに水分量が増えて、またお腹が出てきたとのこと。思い出したかのように豆腐とところてんを久しぶりに食べたら、飽きたはずなのにおいしくいただけたそうです。

     

    収穫時期がずれてしまった野菜や果物、この夏何度か購入しましたが、標準サイズの倍以上でお値段は同じ。味はほとんど変わりなく、なかには濃厚さやなつかしみを感じる食感がありました。天候に悩まされたと思い込んでいるのは消費する側だけでしょうか。

     

     

     

     

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    分かち合うアレンジ

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      ネット検索が当たり前になって、いいことの一つに、ご当地のものを取り寄せるだけでなく、それ風にアレンジしている人達がいるというおもしろさがあります。

       

      今月、髪を切りにいったときに、美容室近くにできたカフェの話から、

      「ノガミの食パン、食べたことありますか?」

      と問われ、

      「初めて聞いた名前ですが、市内で販売しているのですか?」

      「郡山が本社らしいのですが、福島にも支店があるみたいです。」

       

      早速検索してみると、ノガミは『乃が美』で和風な名前でした。

      ホームベーカリーでも作れないかと研究していた人がいて、私も焼いてみました。

       

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      今朝、トーストせずに厚切りでいただきました。本物を食べたことがないので比較のコメントはできませんが、やわらかふんわり系です。ホームベーカリーの定番食パンと違うのは、生クリームが加わることと砂糖が多めであること、それにより使うドライイーストの種類と量が変わることです。興味のあるかたは、挑戦してみてください。

       

      それから、昨夜紹介された東京人形町の「ちくわドック」も、ちょっと気になっています。

      コッペパンにソーセージではなく、焼きちくわを挟んだものです。ちくわを縦半分に切り、切り口の溝にツナが詰め込んであるものです。タマネギやからしが合いそうです。

       

       

       

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      ココアどこだ

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        カカオ効果ってすごいんだなあと、チョコレートのカカオ率を表記する商品を見るたびに思います。

        甘いものから、健康維持食品にイメチェンできる商品の中には、果実由来のものが多いですね。

         

        冬場は、よくココアを飲みますが、夏はといえば、賞味期限の近い残りのものを慌ててパンやケーキに混ぜて使いきる傾向がありました。でも、夏こそ純ココアなのですねえ。ドライカレーやマーボー豆腐、つまりひき肉の味付けに純ココアを使うのが割と試しやすいようです。

         

        ドライカレーなら、カレー粉、ウスターソース、トマトケチャップ、しょうゆ、酒と純ココアを同量混ぜて、ひき肉にからめやすい濃度になるように水を加えます。ここで味見をして、足りない味を追加して合わせ調味料のできあがりです。自分で作れば、ココア入りであることはわかりますが、言われなければ気がつかない人もいると思います。

         

        マーポー豆腐なら、カレー粉、トマトケチャップ等を豆板醤に変えるとか、酒を紹興酒に変えたり、好みの香辛料の加減でいいのではないでしょうか。

         

        紫外線対策にもなるらしいので、もっと活用したいですね。

         

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        感謝の表し方

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          「『最後の晩餐』に何を食べたいですか?」よく聞かれる質問があります。

          私は、そのときに食べたものが何であれ、「ごちそうさま」か「ありがとう」が言えたらいいなあと思っています。

           

          先日、お客様から興味深いお話を伺うことができました。

          ニュージーランドでは、親は給食費が払える学校にまず入学させるのだそうです。小学校に何歳から入学できるかは忘れてしまいましたが、入学時に違う国籍違う年齢の子供たちが一緒になるわけです。想像するとちょっとおもしろいです。

           

          それから、このお話をしてくださったお客様の食の一場面も、本当にいいなあと思いました。

           

          「私は、あまり料理上手ではないから、すぐに食べられるものを用意するぐらいしかできなかったのね。でも、主人は納豆だけのおかずでも、『納豆は本当にうまいね、ぼくは大好きだ』と言ってくれる人だったので、助かったのよ。」と。

          共働きで、お互い顔を合わせたときが食事の時間であり、くつろぎの時間であったと思われますが、何度も思い出される幸せは、他の人もハッピーにしてくれますね。

           

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          聞いて試してみよう

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            生産者にとっては、もう見たくない食べ飽きたというものに、産地にいない人達は群がります。道の駅などで、お目当ての商品や珍しい商品、初めて見る商品を買うときに、もし説明をしてくれるスタッフがいたら、その地での利用法をぜひ聞いてみてください。

             

            先日、摘みたての小松菜をたくさんいただきました。そのときに教えてくださった保存法の中にお漬物がありました。

            私は、炒めものや煮びたしなどでいただくことがほとんどですが、お漬物にしたことはないので早速試してみました。好みのゆで加減で軽く水気をしぼった小松菜に軽く塩をして重しをするだけです。水分が上がってきたら捨てて、冷蔵庫で保存します。さっぱりすっきりでほのかな香りがいいですよ。

             

            それから、根つきのものであれば、根の部分をきんぴらやかき揚げにすると、ごぼうよりやさしい風味が感じられます。新鮮なものが手にはいったら一度お試しください。

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            おからパウダー

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              福島の三春と言えば、滝桜が有名ですが、おいしいものも当然あると思います。

               

              去年、友人がひとりランチ(誘ってくれれば良かったのにね)で、豆腐料理のフルコースを選んだらしいのですが、お腹いっぱいでデザートの味を覚えていない!なんてコメントをしていました。お土産でいただいたのが「おからパウダー」だったのですが、一緒にカロリーひかえめなアイスクリームを楽しもうなんて話していたのですが叶いませんでした。

               

              おやつに使ってみようと、試してみたのが「おからブラウニー」とお好み焼きです。ブラウニーは、レシピより砂糖控えめで焼いたのですが、ちょっと甘みが強い仕上がりになりました。チョコもブラックを選んだのになあ、おからが甘いのかなあ。

              ならば、残り半分は甘くないものでいこうと思い、お好み焼きに使う小麦粉の半量におからパウダーを使いました。焼き色のついた部分が香ばしくてどこかで食べたことのあるような・・・沖縄料理に似たものがあったかもしれません。

               

              腹持ちがいいので、人数が多いご家庭やヘルシー料理に向いています。

               

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              のっけてどん

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                愛知県豊橋市のとある店に、「びっくりカレーうどん」なるものがあるということで、日本大好きな外国人が紹介してくれました。

                 

                一体何がびっくりするのかと思えば、カレーうどんの底にとろろ飯が隠れていたのです。カレーうどん好きの方なら、うどんを食べてしまったあとのカレースープ、残さずに食べきるか、あるいはライスを別に注文するか、悩んだことがあるのではないでしょうか。カップ麺のカレースープにご飯を入れて食べたことのある人のほうが多いでしょうか?

                 

                映像では、とろろの状態が完全にすりおろしたものなのか、ちょっと食感を残したものなのかわからなかったのですが、試したくなりました。あたたかいご飯の上に、すりおろしたとろろ、その上にあたたかいうどん、最後に前日のカレーをかけてできあがり。自分でつくると驚きはありませんが、まんぷくになりますよ。別々に食べればいいのにと思ってしまう人もいるかとは思いますが、うどんとご飯を少なめにして一度挑戦してみてください。カレーはスープ状に近いほうがいいかもしれませんが、それぞれお好みで工夫してみてください。

                 

                二層式のどんぶりをあれこれ考えるのも楽しそう。うつわが透明であれば、隣の席や向かい側の席の人のどんぶりも気になる気になる。振る前のスノードームが運ばれてきたようでもあり、わくわくは食べ終えても続くかも。

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                おにぎりブーム再来

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                  食欲がないとき、時間がないとき、おにぎりですますことはけっこうあるものですが、人気が衰えないソウルフードのひとつとも言えます。

                   

                  今日夕方の民放テレビでは、伊達産地鶏をめんつゆベースで味付けした「肉ゴロっとおにぎり」や一度にたくさん作る「雑穀米おにぎり」などを紹介していました。販売されているものを食べてみて、味や風味のたし算ひき算をするのもいいと思います。去年は、「悪魔のおにぎり」という南極探検隊料理人発案のブラックユーモア的なものまで発売されたようですし、外国人は「ぜいたくおにぎり」が大好きみたいですから、もう一日一回は米で決まりですよ。あたたかくてもつめたくてもおいしいのですから、食べ過ぎに注意するくらいでいいですよね。

                   

                  昔、職場に「将来は外国でおにぎり屋をやる!」と宣言していた人がいました。当時で、すでに靴のサイズ30cmで、同じ部署の仲間はよく自分の足を並べてその大きさを確認したものです。海外のほうが靴のサイズは見つかりやすいとは思いますが、果たして理想のおにぎり材料を調達できるかどうかは疑問でした。まあ、まったく違う材料でもその土地でおいしいと感じられれば、それで良しです。

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                  新米にあうもの

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                    日本の炊飯器開発はすごいものがありますが、電子レンジ同様、みなさんはどれくらいの機能を使いこなしているのでしょうか。

                     

                    私は、どちらの家電もあまり多機能のものは使いませんが、たまにふだん使わない機能を使ってみるのもいいものです。先日、新米はさっくり洗って水を加え一時間後「早炊き」でと紹介されていたので早速試してみました。最初は、炊き上がりが通常の半分以下でしたので、おかず作りが追いつかないなんてこともありました。炊きあがりは、つやつやふっくらでとてもおいしかったです。

                     

                    今日の地元紙には、郡山の福豆屋さんの「海苔のりべん」が、JR東日本駅弁コンクールの最多応募賞(一般)と駅弁大将軍賞(味/盛り付け等の審査)をダブル受賞したことが掲載されました。

                     

                    税込¥980は、ほかべんやコンビニ等の「のりべん」と比べたら安くはありません。実際に食べたことがないので分かりませんが、たしかTVで紹介されたときには、ご飯の上におかかとのりをのせたものが二段重ねになっていて、おかずもお弁当の定番玉子焼きとシャケなど、特に目新しいものはなかったと思います。それでも、人気が不動というのは、乗り物の中で食べることや弁当向きの食材が選ばれているからかもしれません。

                     

                    新米を食べる時期は人それぞれですし、おいしさの組み合わせもまた、それぞれにたくさんあると思います。お茶碗でいただくもよし、おむすびに好きな調味料をちょっとつけて食べるもよし。炊きたてと冷めてもおいしい新米をいろいろ試してみてください。

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                    とろりベジフル

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                      カレーの甘みづけと言えば、♪リンゴとハチミツとろ〜りとろける♪がまず思い浮かびますが、国によっては別のもので風味づけを変えているようです。レトルトカレーがカレー粉の売上を上まわることもあるようで、挑戦の幅のある食べものなのですね。食感も「さらさら」スープ仕立て、「とろみ」を食材の組み合わせで出すもの、「辛み香り」のスパイス調合など、好みの味を見つける楽しみもあります。

                       

                      カレーの本場インドでは、ベジタリアンを意識したマンゴー入り『ボンカレー』が発売されたようで、ちょっと気になります。

                      福島の特産モモ入りカレーなんてのもきっと作れます。これ、産地ならではの消費で、桃好きの皆さんからは「もったいない」と言われそうですがね。まだ、試したことがないので何とも言えませんが、玉ねぎとの相性がいいのでそこそこのものになるのではと思っています。昔、一度だけポテトサラダにモモが入っていたことがあって、けっこうおいしかった思い出もあります。

                       

                      各地雨の被害が深刻ですが、食べて休んで少しずつ元気を取り戻していきましょう。

                       

                       

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